レバテッククリエイターの評判|デザイナー案件の実態

この記事の結論

  • レバテッククリエイターはレバテック株式会社(レバレジーズグループ)が運営するWeb・ゲーム業界特化のエージェントです。レバテックフリーランスと同一運営で、クリエイター職種向けに切り出されたサービスです
  • 公開案件は1,044件(2026年8月10日・当メディア実測)。ただし「Webデザイナー」職種タグが付いた案件は29件で、公開案件全体の約2.8%にとどまります。「クリエイター案件が業界最大級」という印象と、公開されている職種別の実数には差があります
  • 検索結果の上位にはTypeScript・Java・PHPといった開発案件が並びます。サイトの職種分類では「フロントエンドエンジニア」「HTMLコーダー」「マークアップエンジニア」がデザイナー職種に含まれているためで、クリエイター専門サイトでありながらエンジニア案件が相当数を占めます
  • リモート可は584件(公開案件の55.9%)。Webデザイナー職種に限ると29件中18件(62.1%)でした。市場全体の掲載リモート比率31.6%(エン『フリーランススタート』2026年6月度)より高い水準ですが、「リモート可」はフルリモート確約ではありません
  • 単価は「上限のみ」の表記です(例:〜600,000円/月)。しかも月額表記と時給表記が混在し、さらに派遣求人(時給)が同じ検索結果に並びます。ギークスジョブの税抜レンジ表記(FLR-38)と比べると、他社と比較しにくい形式です
  • Webデザイナー職種のうち月額表記・業務委託の案件12件の上限単価平均は約54.6万円。時給表記7件の上限平均は約3,143円/時でした。市場全体の平均月額単価78.5万円はIT開発案件が中心の数字であり、デザイナー職種の水準はそれより低い位置にあります
  • マージン率は非公開です。レバテック株式会社は非上場のため、ギークスジョブ(FLR-38)のようにIR開示から逆算する手段がありません。手数料水準を外から検証する方法は現状ありません
  • 公式ヘルプには「単価に表記されている金額は受取金額なのか」「消費税は含まれるのか」「標準的な支払いサイトは」という項目が設けられています。ただし当メディアでは回答本文の一次取得ができていないため、この3点は面談・契約前に自分で確認する必要があります

「レバテッククリエイター 評判」で検索すると、案件数の説明が記事によって食い違います。1,015件、1,238件、約1,000件。同じサービスの説明として流通している数字が揃っていません。リモート比率も「70%以上」「82%」と幅があります。

この記事では口コミの収集をしません。代わりに、公開されている案件を職種別に数え直します。「クリエイター向けエージェント」という看板の内側で、デザイナー職種の案件が実際に何件あるのか——それがこの記事の中身です。

対象は、Webデザイナー・UIデザイナーとして実務経験があり、独立や案件切り替えを検討している方です。

レバテッククリエイターとは|レバテックフリーランスとの関係

まず、運営の構造を確認します。

項目内容出典
運営会社レバテック株式会社(レバレジーズ株式会社のグループ企業)公式サイトフッター・運営会社ページ
対象領域Web・ゲーム業界のクリエイター(デザイナー/ディレクター/プランナー/イラストレーター等)公式サイト
サービス開始クリエイター特化の専門チームを立ち上げ、専用サイトを公開レバレジーズ プレスリリース
契約形態業務委託(フリーランス)と派遣の両方を掲載案件一覧に「業務委託(フリーランス)」「派遣」の表記/サイトマップに「派遣求人特集」
認証ISMS認証(サイトフッターに認証マークを掲載)公式サイトフッター
マージン公開非公開。運営元は非上場のため、IRからの逆算もできない公式サイト・ヘルプに記載なし(2026年8月10日確認)

レバテックフリーランスとの違いは「職種の切り出し」

レバテックフリーランス(FLR-17)と同一運営である点は、読者にとって2つの意味を持ちます。

  1. サポートの枠組み・契約の仕組みは共通と考えるのが自然です。運営会社・登録動線・レバテックプラットフォームへの導線が共通しているため、サービス体験の骨格は近いとみられます。運営体制の詳細はFLR-17を参照してください
  2. 一方で、案件の母集団は別です。クリエイターサイトの案件検索と、フリーランスサイトの案件検索は別々に運用されています。「レバテックだから案件が多い」という理由でクリエイター側の案件量を推測することはできません

「派遣」が同じ検索結果に混ざっている点に注意してください

案件一覧には【派遣】と冠された求人が業務委託案件と並んで表示されます。派遣は雇用契約であり、フリーランスとしての業務委託とは税務も社会保険も契約上の立場もまったく別物です。

実測した範囲では、派遣求人は時給表記(例:〜1,750円/時、〜2,450円/時、〜3,080円/時)で、同種の業務委託案件より低い水準に並んでいました。独立を前提に案件を探しているなら、契約形態の表示を毎回確認してください。フリーランスとしての契約と雇用契約では、フリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)の適用可否も変わります。

公開案件1,044件を数えた|「クリエイター案件」の中身

案件検索UIで実測しました(2026年8月10日)。

区分件数全体比
公開案件の総数1,044件
リモート可584件55.9%
Webデザイナー職種29件約2.8%
Webデザイナー職種のうちリモート可18件職種内の62.1%

出典:レバテッククリエイター 案件検索(2026年8月10日・当メディア実測)

公開案件1,044件に対して、Webデザイナー職種は29件です。この差をどう読むかが、この記事の中心になります。

検索結果の上位に並ぶのは開発案件

新着順の先頭を確認すると、実際に並んでいたのは次のような案件でした(2026年8月10日)。

  • 【TypeScript】オンライン資格確認システム連携機能開発(〜1,150,000円/月)
  • 【Cocos Creator/JavaScript】ソーシャルゲーム向けクライアントサイド開発運用
  • 【Java】金融機関向けシステム保守(〜650,000円/月)
  • 【プロダクトデザイン】カメラ外観デザイン制作(〜840,000円/月)
  • 【GUIデザイン】カメラレンズGUIデザイン制作(〜550,000円/月)
  • 【Webデザイン】医療会社向けWebデザイン(〜600,000円/月)
  • 【CAD】オープンポジション(〜2,950,000円/月)

デザイン案件も確かにありますが、新着の上位に開発案件が相当数含まれています。これは掲載側の運用ミスではなく、サイトの職種分類がそうなっているためです。

公式サイトマップの職種分類

Webデザイナー/HTMLコーダー/UI・UXデザイナー/フロントエンドエンジニア/2Dデザイナー/キャラクターデザイナー/イラストレーター/アニメーター/プロダクトデザイナー/3Dデザイナー/モーションデザイナー/エフェクトデザイナー/グラフィックデザイナー

一方、「エンジニア職種」のカテゴリに分類されているのはゲームデバッガーのみです。

つまり、フロントエンドエンジニアはこのサイトの分類上「デザイナー」です。実測でも、Java・TypeScript・PHPの開発案件に「フロントエンドエンジニア」タグが付いている例を複数確認しました。「クリエイター向けサイトの案件数」を、そのまま「デザイン案件の数」と読むことはできません

職種タグが付いていない案件も多い

もうひとつ、件数を読むうえで見落とせない構造があります。職種タグがまったく付与されていない案件が一定数あります。実測した新着案件のうち、次のようなものには職種リンクが表示されていませんでした。

  • 【CAD】オープンポジション(〜2,950,000円/月)
  • 【TypeScript】エネルギー業界向けクラウドプラットフォーム開発(〜850,000円/月)
  • 【UIデザイン】自社プロダクトUIUXデザイン(〜4,680円/時)

3つ目は明らかにUIデザインの案件ですが、職種タグが付いていないため「Webデザイナー29件」にも「UI・UXデザイナー」にもカウントされません

「29件」の読み方

29件は「Webデザイナーの職種タグが付いた公開案件の数」であって、「デザイン業務の公開案件の総数」ではありません。職種タグ未付与の案件や、UI・UXデザイナー/グラフィックデザイナー/イラストレーターなど別タグの案件は含まれていません。

同時に、29件が「登録すれば紹介される案件の数」でもありません。エージェントには非公開案件があり、公開案件は選択肢の一部です。

それでも、公開情報で職種別に数えられる唯一の数字が29件であるという事実は残ります。二次メディアの「案件数1,000件超」という表記を、デザイン案件の量として受け取ると、実態から離れた期待値を持つことになります

単価表記の読み方|「上限のみ」「月額と時給の混在」

ここは、他社レビューと読み比べると差がはっきり出る部分です。

比較項目レバテッククリエイターギークスジョブ(FLR-38)
単価の表記形式上限のみ(例:〜600,000円/月)下限〜上限のレンジ(例:60〜80万円/月)
単位月額と時給が混在月額に統一
消費税の扱いヘルプに項目はあるが、当メディアで回答本文の一次取得ができていないFAQに「すべて税別」と明記
契約形態業務委託と派遣が混在業務委託
他社比較のしやすさ低い(上限表記のため下限が読めない)高い

上限のみの表記は、読者にとって不利な形式です。「〜600,000円/月」と書かれていても、そこから読み取れるのは「600,000円を超える提示はない」ということだけで、実際にいくら提示されるかの手がかりがありません。テクフリ(FLR-34)の税込・上限表記と同じ構造の問題です。

実測した単価水準

Webデザイナー職種の案件(1ページ目20件)から、契約形態と単位ごとに集計しました。

区分件数上限表記の平均備考
業務委託・月額表記n=12約54.6万円/月最小20万円/最大80万円
業務委託・時給表記n=7約3,143円/時最小1,780円/最大6,680円
派遣・時給表記n=1(同ページ内)2,450円/時他ページでは1,750〜3,080円の例も確認

出典:レバテッククリエイター Webデザイナー案件一覧 1ページ目(2026年8月10日・当メディア算出)

「平均単価」として一人歩きさせない

  1. これは「上限」の平均です。実際に提示される額ではありません。上限表記である以上、実額はこれ以下になります
  2. n=12/n=7の1ページ分のサンプルであり、Webデザイナー職種29件全体を代表しません
  3. 月額と時給を換算して合算していません。稼働時間の前提が案件ごとに違うためです

参考として、時給3,143円で月140時間稼働した場合は約44万円、月160時間なら約50万円という水準になります(当メディア試算・稼働時間は仮定)。契約時間は案件ごとに異なるため、この換算はあくまで目安です

市場平均78.5万円と直接比べてはいけない理由

市場全体の平均月額単価は78.5万円(エン・ジャパン『フリーランススタート』2026年6月度、掲載408,133件)です。上の実測値と並べると大きな差に見えますが、そのまま「デザイナーは40万円も安い」と読むのは誤りです。理由は3つあります。

  1. 78.5万円は掲載案件全体の平均で、IT開発案件が中心です。母集団が違います
  2. 78.5万円は掲載単価の平均であり、レバテッククリエイター側は上限値です。測っているものが違います
  3. 時給表記の案件は稼働時間の前提が読めないため、月額換算した時点で仮定が入ります

それでも、方向としては動きません。Web・クリエイター系の職種は、IT開発職種と同じ単価帯には並んでいません。参考として、ファインディの調査ではITフリーランスの平均時間単価は5,319円(2026年1月、n=265)で、実測したデザイナー案件の上限平均3,143円とは水準が異なります。

この差を理解したうえで登録するのと、「レバテックだから高単価」という期待で登録するのとでは、提示額を受け取ったときの納得感がまったく変わります

リモートは公開案件の55.9%|ただしデザイナー枠ではない

実測値を整理します。

母集団リモート可比率
公開案件全体(1,044件)584件55.9%
Webデザイナー職種(29件)18件62.1%
【参考】市場全体の掲載リモート比率31.6%(エン『フリーランススタート』2026年6月度)
【参考】ITフリーランスのフルリモート シェア約30%(レバテック ITフリーランス市場動向・2026年6月時点)

数字だけ見れば、市場平均の倍近い水準です。ただし、読み方には3つの注意があります。

  1. 「リモート可」はフルリモートではありません。実測した案件説明文には「基本的には一部リモートでの作業を見込んでおります」「将来的に週1〜3でのリモートワークが可能」という記述が混在していました。週1〜2の出社を含む案件が「リモート可」に入っています
  2. リモート584件の中身も開発案件が中心です。リモート絞り込みの新着上位には、TypeScript・Java・PHP・Node.jsといった開発案件が並びました。リモート枠が広いのはエンジニア職種側である可能性が高く、デザイナー職種の18件という実数のほうが読者にとって意味を持ちます
  3. 公式サイトには「常駐型フリーランスとは」という専用ページが用意されています。運営自身が常駐という働き方を前提に説明を置いている点は、フルリモート志向の読者にとって無視できない情報です

面談では比率ではなく、「私の経歴で提案可能な案件のうち、フルリモートは何件で、出社は月何回・交通費はどちら負担か」を聞いてください。この論点の横並び実測はFLR-16で扱っています。

一次確認が取れなかった3項目

本記事で確認できなかった項目を明示します。エージェント選びで最も重要な部分が、まさにここに含まれています。

項目状況読者が取るべき行動
マージン率公式サイト・ヘルプに記載なし。運営元は非上場のため、ギークスジョブ(FLR-38)のようなIR開示からの逆算もできない率を推測せず、提示額の絶対値で判断する。他社と同じスキルシートで比較する(FLR-20)
単価が受取額か請求額かヘルプに「『単価』に表記されている金額は受取金額なのか?」という項目が設けられている。当メディアでは回答本文の一次取得ができていない面談で「表示単価は自分の受取額か」を確認する
消費税の扱いヘルプに「消費税は含まれるのか?」という項目が設けられている。同上、回答本文は一次未取得税抜か税込かで手取りが10%変わる。他社比較の前に必ず揃える
支払サイトヘルプに「標準的な支払いサイトは?」という項目が設けられている。同上、回答本文は一次未取得契約前に締め日と支払日を書面で確認する
福利厚生クリエイターサイト上で独自の保障プログラムの記載は確認できなかったレバテックフリーランス側の制度が適用されるかを面談で確認(FLR-17)

「わからない」を書くことに意味があります

二次メディアの多くは、この4項目を過去のブログ記事や他社の説明から補って書いています。しかし時点が示されていない数字は、更新されていれば誤情報になります

当メディアは、公式が回答を用意している項目については「項目は存在する」という事実だけを示し、内容の断定を避けます。あなたが面談で聞けば、その場で最新の回答が得られます。それが一次情報として最も確実です。

なお支払時期については、フリーランス新法により報酬の支払は成果物等の受領日から60日以内が上限と定められています。これは法定の上限であり、個別の支払サイトとは別の話です。支払サイトの横並び比較はFLR-43で扱います。

デザイナーが独立する前に|案件が求めている実務要件

掲載案件の「求めるスキル」欄を読むと、このエージェントが想定している読者像が具体的に見えてきます。Webデザイナー職種の案件(1ページ目20件)から実測しました。

要件実測された記載読み取れること
実務経験年数年数指定のある案件では「3年以上」が最頻。「5年以上」「1年以上」も存在即戦力前提。実務経験なしでの参画は現実的でない
デザインツールPhotoshop/Illustrator/InDesign/Figma/Sketch/CLIP STUDIO PAINT/After EffectsAdobe系+Figmaが基本線。ゲーム系はCLIP STUDIO PAINT・Live2D・Spineが加わる
コーディングHTML/CSS/JavaScriptの記載が複数案件に併記デザインのみで完結しない案件が一定数ある
業務領域の広さLP・バナー・DTP・パッケージ・ロゴ・動画編集・ディレクションまで含む「Webデザイナー」タグでも紙媒体・動画の案件が含まれる
ポートフォリオ公式の職種解説でも、参画時にポートフォリオを求められることがほとんどと説明されているスキルシートだけでは足りない。エンジニアとの最大の違い

エンジニアとデザイナーで、独立準備の中身が違います

エンジニアの場合、経歴書(スキルシート)が実質的な提案材料になります。デザイナーの場合、ポートフォリオがそれに相当します。しかも、案件の要求領域が「LP・バナー・DTP・動画・ディレクション」と広いため、ポートフォリオの内容によって提案される案件の幅が大きく変わります

実測した範囲では、業務領域が明確に指定された案件(LP専門、パッケージ専門、UI/UX専門など)が多数でした。汎用的な作品集より、受けたい案件の領域に寄せた構成のほうが機能する構造です。

向く人・向かない人

実測から導ける判断軸を整理します。

タイプ判断根拠
Web/ゲーム業界で実務3年以上のデザイナー向く案件の要求年数の最頻値が3年以上。専門特化型エージェントの母集団に合致
ゲーム業界のクリエイター(2D/3D/イラスト/エフェクト)向くLive2D・Spine・Blender・Maya等のゲーム系ツール指定案件が実在。汎用エージェントでは拾いにくい領域
デザインとコーディングの両方ができる人向く職種分類上フロントエンドエンジニアがデザイナー枠に含まれるため、提案の幅が最も広くなる
フルリモートが絶対条件のデザイナー要確認Webデザイナー職種のリモート可は18件。「リモート可」に一部出社が含まれる。母数が小さいため面談で件数を確認
上限単価だけで他社比較したい人向かない上限のみ・月額と時給の混在・消費税の扱い未確認。比較の基準として使えない
実務経験の浅いデザイナー向かない「実務経験が浅い方OK」タグは存在するが、案件の要求年数は3年以上が中心
副業・週2以下で探している人要確認「週3日から可能」タグは存在するが、週2以下の枠は確認できなかった
地方在住のデザイナー要確認実測した案件の勤務地は東京が中心。大阪・神奈川・千葉の例も確認したが件数は限定的

登録すべきか|判定フロー

面談で必ず聞く5つの質問

公開情報では埋まらない部分を、面談で埋めます。

質問なぜ聞くか
「表示単価は上限ですが、私の経歴だと下限はいくらになりますか」上限のみの表記では実額が読めない。下限を聞かないと比較の起点が作れない
「その金額は税抜ですか税込ですか。私の受取額ですか、企業への請求額ですか」ヘルプに項目はあるが当メディアで回答本文を確認できていない。税の扱いで手取りが10%変わる
「これは業務委託ですか派遣ですか」同じ検索結果に派遣求人が並んでいる。雇用契約と業務委託では立場も税務もまったく違う
「私の経歴でフルリモートは何件で、出社は月何回・交通費はどちら負担ですか」「リモート可」には一部出社が含まれる。件数と出社日数を分けて聞く
「支払サイトは何日ですか。締め日と支払日を書面で確認できますか」一次確認が取れていない。フリーランス新法の上限は受領日から60日以内

よくある質問

レバテッククリエイターとレバテックフリーランスはどちらに登録すべきですか?

同一運営ですが、案件の母集団は別々に運用されています。デザイン・イラスト・映像・ゲーム系クリエイター職種ならクリエイター側、開発が中心ならフリーランス側が基本の使い分けです。ただし、クリエイター側の職種分類ではフロントエンドエンジニア・HTMLコーダー・マークアップエンジニアがデザイナー職種に含まれており、実際にJava・TypeScript等の開発案件も掲載されています。デザインとコーディングの両方を扱う方は、両方の案件検索を見比べたうえで判断してください。運営会社・サポート体制の詳細はFLR-17で扱っています。

案件数は何件ですか?

記事によって数字が違います。 2026年8月10日に案件検索で実測した公開案件は1,044件でした。ただし、これはデザイン案件の数ではありません。同日の実測で「Webデザイナー」職種タグが付いた案件は29件です。二次メディアに流通する「1,015件」「1,238件」といった数字は過去時点のスナップショットとみられ、いずれにせよ職種別の内訳を示していません。当メディアでは確認日を明記したうえで、職種別の実数を併記する方針を取っています。

リモート案件はどのくらいありますか?

2026年8月10日の実測で、公開案件1,044件のうちリモート可は584件(55.9%)でした。Webデザイナー職種に限ると29件中18件(62.1%)です。ただし「リモート可」はフルリモート確約ではなく、案件説明文には「基本的には一部リモート」「将来的に週1〜3でのリモートワークが可能」といった記載が混在しています。フルリモートを条件にする場合は、比率ではなく面談で件数と出社日数を確認してください。

マージン率は何%ですか?

公開されていません。公式サイト・ヘルプのいずれにも手数料率の記載はありませんでした(2026年8月10日確認)。運営元のレバテック株式会社は非上場のため、上場企業のように決算資料から逆算する手段もありません。率を推測するより、面談で提示された金額の絶対値を他社と比べるほうが実務的です。

単価は税込ですか税抜ですか?

公式ヘルプに「消費税は含まれるのか?」という項目は設けられていますが、当メディアでは回答本文の一次取得ができていません。断定を避けます。案件一覧の表記は「〜600,000円/月」のように上限のみが示される形式で、税の別が併記されていません。他社と比較する前に、面談で税抜・税込の別と、その金額が受取額か請求額かを確認してください。

支払サイトは何日ですか?

公式ヘルプに「標準的な支払いサイトは?」という項目は設けられていますが、当メディアでは回答本文の一次取得ができていません。契約前に締め日・支払日を書面で確認してください。なおフリーランス新法により、報酬の支払は成果物等の受領日から60日以内が上限と定められています。

未経験・実務経験が浅くても案件を紹介してもらえますか?

案件検索に「実務経験が浅い方OK」というタグは存在します。ただし実測した範囲では、Webデザイナー案件の要求年数は「3年以上」が最も多く、「5年以上」の案件もありました。実務経験が浅い段階での参画は現実的とは言えません。この判断はFLR-9で詳しく扱っています。

ポートフォリオは必須ですか?

公式の職種解説でも、参画時にポートフォリオを求められることがほとんどと説明されています。エンジニアがスキルシートで提案を受けるのに対し、デザイナーはポートフォリオが実質的な提案材料になります。掲載案件は業務領域の指定が細かい(LP専門、パッケージ専門、UI/UX専門など)ため、汎用的な作品集より、受けたい領域に寄せた構成のほうが機能します。

派遣求人が混ざっているのはなぜですか?

レバテッククリエイターは業務委託(フリーランス)と派遣の両方を取り扱っており、サイトマップにも「派遣求人特集」が用意されています。案件一覧では【派遣】という表記と契約形態の表示で区別されますが、同じ検索結果に並びます。派遣は雇用契約であり、フリーランスとしての業務委託とは税務・社会保険・法適用のすべてが異なります。独立を前提に探しているなら、契約形態の表示を毎回確認してください。

他のエージェントと併用すべきですか?

2〜3社が適正です。レバテッククリエイターの強みは、Web・ゲーム業界のクリエイター職種に特化していること、特にゲーム系ツール(Live2D・Spine・Blender・Maya等)の指定案件を扱っている点です。一方、単価表記が上限のみで比較の基準にしにくいという弱点があります。同じポートフォリオを複数社に出して提示額を比べるのが、最も確実な相場の測り方です。

まとめ

レバテッククリエイターをどう評価するか

  1. 公開案件1,044件、うちWebデザイナー職種は29件(2026年8月10日実測)。「案件数が多い」という説明と、職種別の実数は別の話
  2. 職種分類上、フロントエンドエンジニア・HTMLコーダーがデザイナー職種に含まれる — 開発案件が相当数を占める構造になっている
  3. 職種タグ未付与の案件が一定数ある — 29件は「デザイン案件の総数」ではなく「Webデザイナータグ付きの数」
  4. 単価は上限のみ表記。月額と時給が混在し、派遣求人も同じ検索結果に並ぶ — 他社比較の基準として使えない
  5. Webデザイナー案件の上限単価は月額表記で平均約54.6万円、時給表記で約3,143円(当メディア算出・n=12/n=7)。上限であって提示額ではない
  6. リモート可は全体55.9%、Webデザイナー職種で62.1% — 市場平均31.6%より高いが、「リモート可」に一部出社が含まれる
  7. マージン率は非公開。運営元が非上場のためIRからの逆算もできない — 率ではなく提示額の絶対値で判断する
  8. 単価の税区分・受取額かどうか・支払サイトは一次確認が取れていない — ヘルプに項目はある。面談で聞くのが最も確実
  9. ゲーム系クリエイターには専門特化の利点が明確にある — Live2D・Spine・Blender等の指定案件は汎用エージェントでは拾いにくい

レバテッククリエイターの実務的な価値は、Web・ゲーム業界のクリエイター職種を専門に扱っていることにあります。ゲーム系ツールを指定した案件、イラスト制作、映像編集、UI/UXデザイン——汎用エージェントの検索では埋もれてしまう領域が、ここには職種タグとして用意されています。

一方で今回の実測が示したのは、「クリエイター向けエージェントの案件数」と「デザイン案件の数」は同じではないということでした。公開案件1,044件のうち、Webデザイナー職種のタグが付いているのは29件です。この差は誇大広告ではなく、サイトの職種分類がフロントエンドエンジニアをデザイナー枠に含めているという構造から生まれています。数字を疑うより、分類の定義を読むほうが正確に近づくギークスジョブでも、テクフリでも、同じ結論に行き着きました。

そして、このサービスで最も重要な情報。手数料率、単価の税区分、支払サイトは、外からは確認できません。ギークスジョブのようにIRから逆算する手段もありません。だからこそ、面談で聞くべき質問が他社より多くなります。上限表記の数字を持って面談に行くのではなく、下限を聞きに行く。この記事の目的は、その準備を整えることです。

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